「リルスカ」はブルガリア語で「リラの」を意味する。10世紀に建てられ19世紀に再建されたリラの聖ヨハネ修道院は、この地域の主要な精神的中心地であり、正教の色彩に満ち溢れている。この場所、そしてソフィアのアレクサンドル・ネフスキー大聖堂の地下聖堂にあるイコンが、私に抽象とイコンを結びつける推進力と大胆さを与えてくれた。
「リルスカ」シリーズはこの試みを表している。確かに、宝石のような色彩は始まりから私の作品を構成してきたし、イコンへの参照もまた同様に、地平線のように——絵画の完成あるいは成就となるであろう、絵画の彼方として。しかし、ほとんど純粋で組み合わされた色彩の貴重さ、画家の仕事によってほとんど嵌め込まれ包み込まれた色彩が、ここで初めて、13世紀のイコンの緑と赤——草原、朱、あるいはオレンジ——の彩色された枠で飾られる。
ここでは、抽象画家マネシエのように明確に宗教的主題を扱っているわけではない。しかし、非具象的な方法で感覚に訴えるスピリチュアルなものの問題は依然として存在する。そして、後に抽象の父となるカンディンスキーは、表現主義の第二段階を「デア・ブラウエ・ライター」——青騎士——と名づけたとき、青い背景の自らのイコン、龍を退治する聖ゲオルギオスを瞑想していたのである。
イコンの緑と赤のコントラストの喜びに満ちたダイナミズムは、とりわけこの「リルスカ」シリーズを貫いてきた。世界の暗闘の彼方にある希望のように。
